お酒を飲まないことで3つの実現できること

お酒の飲むことはその場を楽しむことができますが、しらふでいたり、禁酒の生活をすると、色々な変化が生まれます。
お酒を飲んでいる時には気付かなかった新しい生活スタイルや価値観にも出会うことがあります。

お酒が与える影響

生活に直接影響するのは「お金」「時間」「健康」の習慣や状態が劇的に変わります。

お金

今までお酒の費やした金額はいくらですか?と、自問自答してみましょう。

毎日缶ビールを2杯晩酌する人:230円×2本×365日=167,900円/1年間
毎週1回飲みに行く人:5,000円×52回=260,000円/1年間

具体的な数字にしてみると、多額であることが実感できると思います。また、お酒を買うときにお酒のみの人は少なく、実際にはつまみもセットで買うと思います。そうすると1.5倍の料金になるかと思います。終電で乗り遅れてタクシーを利用すると別途お金がかかります。

お酒には酒税もかかるので、本来の商品の価値以上に高く払っていることになります。また、なぜ国がお酒に税金を課しているか考える必要があります。国が積極的に飲酒を推進していないことは明白です。

お酒に費やしている時間を将来への投資、家族のために使う、Iphoneや電化製品を購入することができるようになります。お金の使い方が変われば、生活もガラッと大きく変わります。

時間

一日24時間は人間にとって平等で、その24時間のうち何時間をアルコールを摂取している状態かを1年間にして、計算してみましょう。

毎日2時間晩酌する人:2時間×365日=730時間(30日分)/1年間
毎週1回飲みに行く人:3時間×52回=156時間(6.5日分)/1年間

このように具体的な数字にしてみると、多くの時間を費やしていることが分かります。この時間は仕事や勉強や車の運転などはできず、テレビやスマホなどを見ながら過ごす時間となってしまいます。
この時間を勉強や運動など他のことに時間を費やすだけで生活は大きく変わります。その結果、仕事でのパフォーマンスが上がったり、健康を維持することができます。逆の考え方をすると、お酒を飲まない人は自己研鑽や家族との時間などに時間を費やす時間を過ごしています。

費やす時間はただ飲んでいる時間だけでなく、お酒に買いに行く時間や、二日酔いで翌日を無駄にする時間なども追加で発生する。晩酌をやめることで、空き缶とつまみのゴミが一気に減ることも実感します。このようにお酒のない生活をすることで頭の中から「お酒」というワードが抜けます。

昨今、朝活がブームですが、朝活をする人はお酒を飲まな人が多いです。朝に活動することで、頭がスッキリとした状態で活動することができます。このように有意義な時間の使い方ができるようになります。朝活を積極的にし、朝に用事を済ませることができると、1日が長く感じることができます。

健康

体質や遺伝的な関係性でお酒が弱い人もいますが、お酒は摂取量を増やせば耐性ができてお酒が強くなる傾向です。晩酌が缶ビール2本のみだったがそれだけでは酔わなくなり、いつの間にか缶ビールを3本飲むようになった、など経験したことがある方もいると思います。

お酒を飲むようになるとおつまみは必須で揚げ物や味の濃い物が含まれます。これらは脂質などが高く、決して体にいいものとは言えません。お酒を飲む人は体臭がキツいと一般的に言われています。敏感な人は、体臭でお酒を飲む人か否かを判断できると言います。

お酒を飲むことで眠りが浅くなり、疲れが取れにくくなったり、日中眠くなるなどもあります。また、お酒を飲んでいる間は運動できなかったり、運動してアルコールを飲むとカロリーを消費した分が無駄になったりと、多方面で健康や体のコンディションに影響がでます。

その他にもお酒を飲むことで肝障害、糖尿病、心疾患、癌などのリスクも高まります。

お酒は信用へも影響

お酒の失敗は武勇伝のように語られることは多いですが、実は取り返しのつかない失敗や大きな代償を払っていることがあります。お酒の席で失礼な発言をしたり、誰かを傷つけた場合は、その人はそっとあなたの元から離れていき、あなたはそれを気付かない可能性があります。また、酒癖が悪い人と一緒に飲みに行って、お店に迷惑をかけたなどの経験もあるかもしれません。このようなことを積み重ねてると、あなたの信用が徐々になくなっていきます。

欧米ではお酒を飲みすぎたりタバコを吸う人は「自己管理ができない人」とみなされまます。これは、感情のコントロールが自身でできないため、お酒やタバコに頼っているという考え方です。

お酒を飲まないことで信用はなくなりませんが、お酒を飲むことで信用を失うことはあります。